ミクロネシアでの戦争体験談 War experiences in Micronesia

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谷岡了介氏（1925年生、91歳）は、戦前東京の無線学校を卒業し、南洋庁気象観測所に採用されました。配属地であるミクロネシアのピンゲラップ環礁に向かうため、1941年12月初旬に横浜を出港し、サイパン島で開戦を知りました。同氏が測候所で無線に従事したピンゲラップには、当時8名の観測所員と海軍兵士8名が滞在していていました。1944年3月8日に米軍機の爆撃により観測所が破壊された後、他の測候所員と海軍兵士とともに潜水艦でチューク（トラック）島へ脱出しました。チューク滞在中は、離島のポロワット環礁（エンダビー島）にも出張しましたが、チュークで終戦を迎えました。 NPOパシフィカ・ルネサンスが行っているポーンペイ州の島々で口頭伝承を記録する事業では、1944年の爆撃を後世に伝えるために当時作られた歌も録音され、爆撃で唯一の犠牲者となったオフランク・タラさんの未亡人であるメリーナ・タラさん（84歳）の聞き取りも行われました。 このビデオは、NPO代表理事・長岡拓也によって撮影されました。この撮影に協力して下さった谷岡氏と川口正義氏（大阪府寝屋川市のデイサービス藤乃屋）に感謝いたします...

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23/03/2017

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